親子喧嘩
「親は子供からは選べないですからね」
ベッドの中で、家出少女がぽつりとつぶやいた。
彼女は、割り切り掲示板で拾ってきた女の子だ。割り切り掲示板は業者も含めて売春目当ての子が多いが、彼女はガチで親子喧嘩をして家出してきた女の子だった。
話を聞くと、親とは上手くいっておらず、一緒にいるだけでストレスがたまるそうだ。
親が厳しいわけではない。むしろ、完全放置であり親子の会話は一切ない。食卓の会話は、ギャンブルに生活費をつぎ込む父親と、見栄っ張りな母親の夫婦喧嘩らしい。
「私がいなくなれば、お父さんはギャンブルにお金つぎ込めるし、お母さんは子供のことで見栄を張る必要もなくなるし、自分があの家庭にいる意味を感じないんですよね」
構ってほしいわけではない。ただ、自分がこの人たちの娘であることに常に疑問を感じて、こうしてたびたび親子喧嘩をして家を飛び出して来ているのだそうだ。
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その子は、泊め男を渡り歩いて経験豊富な分、セックスは上手かった。男のツボを心得ている上にきちんとこちらの指技には反応してくれるし、挿入した際は一緒に上り詰めてくれる。変な言い方ながら、プロの家出少女だ。
「パパ選択ドラフト会議があれば、おじさんを1位に指名しちゃうんだけどな」
なんて、中年殺しのうれしいことも言ってくれる。
僕なんて、家出少女を拾ってはセックスしている極悪非道なアウトローなのに。
ただ、こうして、彼女から家庭の話を聞いていると、僕がお父さんになってもいいかな、と思えてくる。
もっとも、この年で結婚もできなければ彼女もいないノンファミリーな僕が、人の家庭のことを考えるのはおこがましいにもほどがある。
彼女の親が自分の事しか考えていないのは事実だと思う。世に言うマイホームパパなんてメディアが作り上げた幻想なのだろう。
しかし、家庭でコミュニティーを得られないからと言って、こうして行きずりの他者とのコミュニティーに愛を感じるのも、また幻だ。
僕は、この一晩だけの自分の娘に優しくキスをした。
本当の親は、娘にキスなんてしない・・・いや、血のつながりがある以上、できない。
僕は家出少女に体を求める外道である。ただし、この時だけは彼女に連なる人間として優しく抱擁した。例え、それが一夜の幻であっても。
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